ハルタ創刊！！！ - entertainmentbox's diary

エンターブレインが新しい漫画雑誌ハルタを創刊した。

今まで"Fellows!”という名で隔月刊だった雑誌が、リニューアルして刊行ペースが年10回にアップした。今まで"Fellows!”で連載されていた作品が引き継がれている。

“ハルタ”の特徴としては、やはり癖のある漫画が多く載せられていることだろう。

週刊少年ジャンプなど数多くの人を魅了する作品とは違った、尖った作品が多い。それ故に爆発的に人気が出る漫画も少ないだろうが、読者にとって大切な一作になるであろう作品も多い。

癖があるからこそ熱狂的なファンが生まれる可能性があるのだ。

“狼の口～ヴォルフスムント～”は登場人物があっけなく死んでいく。主人公かと思って読んでいた人物が簡単に殺されていく。まさに先の読めない展開が続くのだ。

“乙嫁語り”は大きな事件や出来事があるわけではないが、独特の世界観や人物関係が魅力的だ。まるで登場人物の生活を覗き見しているような不思議な感覚になる。

“ヒナまつり”のギャグはくだらなすぎて面白い。ギャグとイラストが絶妙にマッチしてこの作者ならではの笑いを提供している。

大通りにあるチェーン店のカフェではなく、路地裏にひっそりと佇む隠れ家的なカフェ。それこそが“ハルタ”の雑誌としての魅力だ。

新連載もこれから続々とスタートしていく。目が離せない雑誌だ。