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サッカー日本代表にこれから望むこと

先月のコンフェ杯、サッカー日本代表は3連敗という結果に終わった。ファンのひとりとしては結果だけ見ればそこまで落胆していない。ブラジル、イタリア、メキシコと強豪ぞろいの中で勝ち上がっていくのはまず無理だろうと初めから思っていた。ただ、面白い試合には期待した。本田や長友、香川と言った選手が来年のワールド杯で優勝すると何度も記者の前で宣言していた。なので、その姿勢が前面に現れた試合を期待して見ていた。ようは来年もしかしたらいい線まで勝ち進めるんじゃないのか、というわくわく感を感じられる試合を待ち望んでいた。けれども実際は落胆だけが残った。

いったいこの3試合で日本代表選手たちは何を見せたかったのだろう。相変わらず強豪国相手には萎縮して、気持ちの面で負けていて、前へ前へというよりは守り腰で、バックパスの多い試合展開だった。

ブラジル戦にいたっては攻撃も守備もダメダメ。守備は完全に崩されていたし、攻撃も上手く噛み合っていなかった。イタリア戦ではイタリアの不調に助けられて善戦したが、それでも相変わらず詰めが甘い。メキシコなんてやる気すら見られなかった。

この3試合を見て何を期待しろというのだろう。一番気になったのは、メンバーを固定してきた割には安定さが見られなかったことだ。コンディションの問題なのかフォーメーションの問題なのか明確には分からないが、メンバーをこれだけ固定してこれまでやってきたのに、いまだにチーム全体にちぐはぐ感が残っているのがスッキリしなかった。これが、新しい若い選手を入れて、まだまだ粗削りだけど光るものが見れたから来年が楽しみだなんてことになってればまだよかった。けど、新しい選手をザッケローニは全然起用しない。これでは不安しか残らない。固定されてきたメンバーも成長したなという印象よりは、前とパフォーマンスが全然変わってないなという感想しか出てこなかった。

あの宮市亮がピッチに立ったときのようなわくわく感が最近まったく感じられない。要は見ていて面白い、楽しいことが減ってしまったのだ。ミスばかりするセンターバックの二人に、J2に落ちてもそのままチームでプレイを続行することを決めた選手。本当に全員が同じ意識を持ってワールド杯に向かっているのか疑問だ。

あと一年しかないのだから、この一年を無駄にせずに、選手、監督それぞれができることすべてにチャレンジして欲しいと思った。

個人的にはベンチメンバーの奮起。若手メンバーの抜擢に大いに期待したい。